コンテンツへスキップ

きしもと食堂 八重岳店:味も心も老舗のままに沖縄そば街道沿いで食べれる昔ながら100年以上続くすば

概要:
老舗の支店は老舗なの?そんな細かいことは気にせずに、100年以上続く伝統的な沖縄そばの味を楽しんでくださいな。歴史を感じれる沖縄そばはそう多くありません。

 沖縄は面白い!!夜でもランチが食べれるし、沖縄そば専門店って書いているのに、カレーやステーキが並べるお店あるかと思えば、食堂なのに沖縄そばしかなかったりする店もある。それぞれがそれぞれにこだわりを持っているので、「そんなのかんけーねぇ」のである。
 今回行ってきた、きしもと食堂 八重岳店は、まさに食堂なのに沖縄そばしか無いお店。そうです、あの現存する沖縄そば屋で一番古い老舗中の老舗「きしもと食堂」の支店です。こちらも本店同様かなり混むので開店早々にチェックイン。
 八重岳店は84号線沿いに大きな駐車場をどっしりかまえて、店内も広く多くのお客を受け入れれる体制をとっております。本店は駐車場を探すのに戸惑いますが、このわかりやすさはとてもありがたいです。
 駐車場に車を止めて、入り口を入ると券売機。券売は嫌い。だって、ゆっくり選べないじゃん。後ろの人に迷惑をかけて気になっちゃう。でも、御心配なく。きしもと食堂の券売機には、そば特大、そば大、そば小、じゅーしー。ライスの5商品だけありません。こりゃ、迷いようがねぇ。いや、ちょっと迷った。並が無い〜〜。ちなみにじゅーしーというのは、沖縄風かやくご飯。みずみずしいJuicyではありません。
 そば小の下にこっそり子供用そばって書いてあるのでそば大が並ということかな。
 食券を買って7人がけのテーブルに一人で腰掛け待つことしばし。
 出てきた出てきた、お、まずは、箸入れにもとぶ町民の心くすぐるデザインが。八重岳店というだけあって、日本一早い桜まつりとして有名な八重岳の寒緋桜がワンポイントで描かれています。テンションアップ。
 勢いに任せまず一口、おお、これぞ明治から続く古き良き沖縄そば。手間暇をかけてつくる木灰(もっかい)を使った手打ち麺に、ほんのり甘目のカツオ出汁。100年以上の変わらぬ味に、食べた瞬間、まだ、渡久地港に周辺離島への航路が集まって賑やかだった本部の中心地の情景がモノクロームで浮かんできます。
 きしもと食堂はソーキそばは扱いません。あくまでも三枚肉(ばら肉)の本流沖縄そば。ただし、きしもと食堂の三枚肉は他店とはちょっと違う。
 この三枚肉は、沖縄で言うところのラフテー(豚の角煮)に近いほど厚みがあるばら肉です。脂身の境目がスルッと溶けるように離れる感じがとても好き。かといって、ラフテーほど煮込んで柔らかいお肉の一品料理というところにはもっていかずに、あくまでも沖縄そばに合うように作られているのも憎らしい。
 沖縄そばの歴史も感じ、食った食ったと伸びをしながらお店をあとに。来たときはあまりきにしなかったけど、改めて見ると、やっぱりのどかな田舎だねぇ。青い空と、緑の山々、そして、周りは畑。でも、これがいいんだよなぁ。澄んだ空気のもの元で食べる沖縄そば、最高です!!
 年中無休ってのも、ありがたいサービスですよね。じゅーしーの値段が高いなぁと思ったけど、冬でもこの規模の店舗を維持していることを考えると仕方なしだねぇ。冬の観光客が増える対策考えないとねぇ。
きしもと食堂 八重岳店:そば:沖縄そばの本場、本部町
 店舗名:  きしもと食堂 八重岳店 (きしもとしょくどう やえだけてん)
 住所:   沖縄県国頭郡本部町字伊野波350-1
 電話:   0980-47-6608
 営業時間  11:00~19:00
 定休日   無休
 食べログ
 https://tabelog.com/okinawa/A4702/A470202/47000957/
 Retty
 https://retty.me/area/PRE47/ARE247/SUB24701/100000041350/